
ジョゼ・モウリーニョ監督のリーグ開幕戦連勝記録が、2005年生まれの「ヤングガン」の足元から劇的につながった。13年ぶりにレアル・マドリード(スペイン)の指揮官に復帰したモウリーニョ監督が、復帰後初めて迎えた開幕戦で劇的な勝利を収めた。
レアル・マドリードは23日、スペイン・バルセロナのRCDEスタジアムで行われたエスパニョールとの2026〜2027スペイン・ラ・リーガ第1節のアウェイ戦で2-1と勝利した。この日の勝利により、モウリーニョ監督は新チーム就任後に行われたリーグ開幕戦での連勝記録を7に伸ばした。
モウリーニョ監督にとって、この日の試合は特別なものだった。2013年にレアル・マドリードを去って以来、13年ぶりに復帰して臨む最初のラ・リーガの試合だったからだ。モウリーニョ監督は2010年から2013年までレアル・マドリードを率い、2011〜2012シーズンのラ・リーガをはじめ、2010〜2011シーズンのコパ・デル・レイ、2012年のスペイン・スーパーカップで頂点に立った。
勝利はしたものの、モウリーニョ監督にとっては冷や汗をかく試合となった。

レアル・マドリードは前半9分、アルダ・ギュレルのクロスにジュード・ベリンガムが頭で合わせ、先制ゴールを奪って順調なスタートを切った。しかし、前半30分にアレックス・カラトラバに同点ゴールを許し、試合は振り出しに戻った。
後半もなかなか均衡が崩れない中、モウリーニョ監督は後半35分に勝負に出た。ジュード・ベリンガムを下げ、2005年生まれのFWカルロス・エスピを投入した。
この采配がまさに「神の一手」となった。後半45分、キリアン・エムバペが相手守備陣と競り合ってボールをこぼすと、流れてきたボールを拾ったエスピが強烈なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
レバンテでその可能性を認められ、今シーズンを前にレアル・マドリードのユニフォームを着たエスピは、新チームでのラ・リーガデビュー戦でデビューゴールまで決め、強烈な第一印象を残した。
モウリーニョ監督は試合後、「根性と回復力、そしてベンチの力で勝ち取った勝利だ」とし、「ベンチメンバーが見せてくれたハングリー精神、それこそが我々に必要なものだ」と喜びを隠せなかった。



