
リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが、史上初めて同じチームでプレーするという光景が現実味を帯びてきました。その舞台となるのは、カルロス・テベスの引退試合です。
アルゼンチンのTyCスポーツは4日、テベスが来る12月にアルゼンチンのブエノスアイレスにあるボカ・ジュニアーズのホームスタジアム「ラ・ボンボネーラ」で、自身の引退試合を開催する計画であると報じました。
テベスはかつての同僚であり、現在ボカ・ジュニアーズの会長を務めるフアン・ロマン・リケルメとスタジアムの使用について合意に至りました。
具体的な開催日程は調整中ですが、12月12〜13日、または19〜20日が候補として浮上しています。ただし、12〜13日はアルゼンチンの国内大会の日程と重複する可能性があるため、慎重な調整が進められる見込みです。

何より世界中のファンが熱視線を注いでいるのは、出場選手リストです。
テベスは、サッカー界で個人的に親交のある友人たちで構成するチームと、これまで選手生活を共に歩んだ同僚たちを集めたチームという、2つの陣容を構想しています。
テベスはボカ・ジュニアーズを筆頭に、コリンチャンス、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユヴェントスなどビッグクラブを渡り歩き、アルゼンチン代表としても輝かしい足跡を残してきました。そのため、実に約60人もの著名な選手が招待されるのではないかと噂されています。
中でも、世界中のファンが待ち望む名前がメッシとロナウドです。
テベスはアルゼンチン代表でメッシと長年共にプレーし、マンチェスター・ユナイテッドではロナウドと苦楽を共にした盟友関係にあります。
現地メディアによると、テベスは両選手を招待対象に含めており、英紙ザ・サンは「もし2人が出場すれば、史上初めて同じユニフォームを着て共演する可能性がある」と報じ、大きな期待を寄せています。もっとも、出場するかどうか、さらにはどちらのチームに加わるのかといった詳細は未定の状態です。
メッシとロナウドは、過去20年間にわたり世界のサッカーシーンを牽引してきた最大のライバルです。これまでクラブや代表の舞台で数え切れないほどの激闘を繰り広げてきましたが、公式戦で同じチームとしてプレーしたことは一度もありません。
メッシは先月アルゼンチン代表からの引退を表明しましたが、現在はインテル・マイアミで現役生活を全うしています。
テベスといえばボカ・ジュニアーズで279試合に出場、94得点を記録し、11個ものトロフィーを掲げた紛れもないレジェンドです。2021年のボカでのプレーを最後に、2022年に正式な引退を発表しました。
現時点では計画の初期段階であり、両者の出場が確定したわけではありません。しかし、もし2人がテベスの呼びかけに応じれば、長年のライバルが同じピッチで共闘するという歴史的瞬間を一目見ようと、世界中が熱狂することになるでしょう。


