
マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)の主将ブルーノ・フェルナンデスが、新シーズンの初戦から昇格組に足元をすくわれる結果となり、昨シーズンから繰り返されている問題点を即座に改善すべきだと声を荒らげた。
マンUは23日、英ハルのMKMスタジアムで行われたハル・シティとの2026~2027 イングランド・プレミアリーグ(EPL)第1節のアウェイ戦で0-2と完敗した。昨シーズン、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のプレーオフを経て昇格したハル・シティを相手に1点も奪えず、新シーズンを不安な形でスタートさせることとなった。
試合後、フェルナンデスは結果以上に、昨シーズンのアウェイ戦で露呈した問題点がそのまま繰り返されたという事実に強い無念さをあらわにした。フェルナンデスはプレミアリーグ・プロダクションとのインタビューで「昨シーズンのすべてのアウェイゲームで犯したものと同じミスだった」と厳しく指摘した。
彼は特に、相手をプレスする際にもっと積極的に動くべきだと強調した。フェルナンデスは「我々はもっと攻撃的であるべきだし、プレスをかける時は相手にもっと強く食らいつかなければならない」と述べ、選手たちの積極性が何よりも必要だという自身の考えを明かした。
さらに、セットプレーの守備にも大きな問題が見られた。マンUはこの日、前半だけでセミ・アジャイとノベル・メンディに連続ゴールを許したが、2失点ともセットプレーの状況から生まれたものだった。
フェルナンデスは、ハル・シティがマンUよりも身体的に優れた選手を揃えていることは試合前から分かっていたとし、それに対してチームとして適切に対応できなかったことを悔やんだ。

相手の戦術変更にも効果的に対処できなかったと振り返った。フェルナンデスは「彼らが前回の試合では4バックで戦っていたことは知っていたが、今日は5バックで出てきた」と説明した。その上で、相手が戦術的に変化を加えたとしても、マンUがそれに見合うより良いパフォーマンスを見せるべきだったという趣旨で語った。
マンUはボール支配率では優位に立ち攻撃を続けたが、なかなかハル・シティのゴールをこじ開けることができなかった。一方、ハル・シティはマンUの弱点を効果的に突き、前半に2得点を挙げ、後半はリードを守り切ることに成功した。
フェルナンデスは、ファンが失望するのも当然だと受け止めた。彼は、マンUが昨シーズンも期待を下回る姿を何度も見せてきただけに、ファンが新しいシーズンには変わった姿を期待しているという事実を選手たちがよく理解していると強調した。その上で、結局ファンの信頼を取り戻す方法は言葉ではなく、ピッチ上で結果を出し、変わった姿を見せることだと語った。
ただし、開幕戦の1試合だけでシーズン全体を悲観する必要はないと強調した。フェルナンデスは「まだシーズン初戦に過ぎない。先は長い」としつつも、「しかし、昨シーズンと同じミスを繰り返してはならない」と改めて改善を促した。



