デポルティーボ・アラベス戦での起用とプレー内容

アトレティコ・マドリードに所属するイ・ガンインは、Aマッチウィークを終えて復帰した初戦となったスペイン・プリメーラ・リーガ第8節のデポルティーボ・アラベス戦で、後半12分から約33分間にわたりプレーしました。後半6分にPKで同点に追いつかれたアトレティコは、後半15分には相手選手が退場となり数的優位を得ましたが、攻めあぐねる展開が続きました。最終的には試合終了間際にクリスティアン・ロメロが決勝ゴールを挙げ、2-1で勝利を収めています。
スペイン現地メディアによる対照的な評価

試合後の現地メディアによるイ・ガンインへの評価は、二つの異なる見解に分かれています。日刊紙『アス』は、後半の投入後にフリアン・アルバレスの後方や右サイドへと流動的にポジションを変えた同選手に対し、「右サイドで相手をかわす場面はあったものの、決定的な脅威を生み出すには至らなかった」と厳しい見解を示しました。
その一方で、『ムンド・デポルティーボ』は「パルティシパティボ(積極的に関与する選手)」と形容し、彼がピッチに入ったことでチームの攻撃の雰囲気が改善されたと肯定的に評価しています。また、『エル・パイス』も試合の流れを大きく変えるための攻撃カードとしてイ・ガンインの名前を挙げ、チームの変革に寄与した側面を認めました。
ただし、全体としては、数的優位を得た後もロメロの決勝ゴールが生まれるまでアトレティコが決定的なチャンスを量産できなかった点については、攻撃陣全体に厳しい指摘が向けられています。
長距離移動とコンディション管理の影響

イ・ガンインは直近の代表活動において、6日のウズベキスタン戦で足首に違和感を覚え、ハーフタイムで交代していました。韓国代表としての過密な日程や長距離移動によるコンディションの影響を考慮し、このアラベス戦ではベンチスタートとなりました。ディエゴ・シメオネ監督は、今後も重要な攻撃オプションとしてイ・ガンインを起用し続ける方針であり、リーグ戦と国際大会を併走する過密日程の中で、いかに効果的なプレーを引き出すかが今後の注目点となります。


