
ファン・ヒチャン(30・シャルケ04)が、韓国代表チームの引退騒動という重圧を抱える中で迎えた所属チームへの復帰戦において、納得のいく結果を残すことができませんでした。対照的に、日本代表の若手FW後藤啓介(21)は、数的不利の状況下でチームを救う劇的な決勝ゴールを決め、大きなインパクトを残しました。
試合経過とファン・ヒチャンの現状
シャルケ04は12日、ドイツ・ブンデスリーガ第5節のフライブルク戦に臨みました。シャルケは試合を通じて攻守に苦しみ、最終的に1-2の逆転負けを喫しています。ファン・ヒチャンは後半34分からピッチに投入されましたが、約11分間の出場時間で攻撃の流れを変えることはできませんでした。後半42分には警告を受ける場面もあり、攻撃ポイントを記録することなく試合を終えています。統計サイト「FotMob」によると、パス成功率67%、地上戦デュエル勝率0%と、本来のパフォーマンスからは程遠い数字が残りました。

フライブルクの勝利と後藤啓介の躍進
一方、勝利したフライブルクは、後半19分に主力である鈴木唯人が退場処分となり、10人での戦いを強いられました。しかし、勝負を決めたのは、今年6月にベルギーから移籍金最高額で加入したFW後藤啓介でした。後半40分、ヴィンチェンツォ・グリフォのクロスに191cmの長身を活かしてヘディングで合わせ、デビューゴールとなる決勝弾をマークしました。この結果、フライブルクは開幕から好調を維持し、リーグ首位に浮上しています。
代表チームを巡る騒動の影響
今回の試合は、ファン・ヒチャンにとって代表活動後の最初の公式戦であり、騒動の余波が注目されていました。去る6日に行われたウズベキスタン戦の後、ファン・ヒチャンを含む複数の主力選手に代表引退説が浮上しました。大韓サッカー協会はこれらを事実無根と否定し、ファン・インボムらも疑惑を打ち消していますが、チームの内外には依然として緊張感が漂っています。

ファン・ヒチャンが出国時に沈黙を貫いたこともあり、その動向には多くの視線が注がれています。今後は、ピッチ上での結果によって再び自身の価値を証明し、周囲の雑音を払拭できるかが問われることになります。


