
負傷による長期離脱の現状
セルティック所属の韓国代表FW梁鉉俊(ヤン・ヒョンジュン)が、負傷により1ヶ月以上にわたって戦線を離脱している。2026愛知・名古屋アジア大会では金メダルを獲得し凱旋したものの、大会中に負った負傷の影響が長引いており、所属クラブでの復帰が待たれる状況だ。
梁鉉俊は、先月5日に行われたセント・ミレン戦を最後に公式戦のピッチから遠ざかっている。同試合では決勝ゴールを決めてチームの2-1の勝利に大きく貢献したが、その後、ワイルドカードとしてアジア大会代表チームに合流した。しかし、期待とは裏腹に、大会期間を通じて満足なプレー機会を得ることはできなかった。
アジア大会での苦悩と精神的支柱としての貢献
欠場の要因となったのはハムストリングの負傷である。グループリーグ初戦のカタール戦ではアシストを記録したものの、その後の試合はすべて欠場を余儀なくされた。準決勝や日本との決勝戦でもベンチ入りは果たしたものの、出場機会は訪れなかった。結果として金メダルを手にしたものの、本人にとっては悔しさの残る大会となった。
一方で、出場できずとも代表チーム内での存在感は際立っていた。優勝後、イ・ミンソン監督は梁鉉俊を大会の最優秀選手(MVP)に挙げたいと述べている。ピッチ外でもチームメイトを積極的に鼓舞し、選手団の結束を高める役割を果たしたことが高く評価されたためだ。

欧州での評価と復帰に向けた展望
アジア大会招集以前、梁鉉俊は欧州リーグで好調を維持していた。スコティッシュ・プレミアシップ開幕から5試合で2ゴールを記録し、昨シーズン全大会で計10ゴールを挙げるなど、着実な成長を遂げていた。英BBCからは「セルティックに欠かせない選手」と評されるまでになり、チームの攻撃の要として定着していた。
復帰時期については明るい兆しが見えている。オニール監督は27日、クラブのチャンネルを通じて「回復は非常に順調であり、来週にはトレーニングに合流できる見込みだ」と明かした。現地メディアの報道によれば、順調に調整が進めば、11月6日のUEFAヨーロッパリーグ・ベシクタシュ戦での復帰が視野に入っている。

なお、11月のAマッチ期間における韓国代表への招集は、コンディション面から見送られる可能性が高い。現在はクラブでの回復に専念し、完全な状態でピッチに戻ることが最優先事項となっている。
※韓国の兵役免除につながるアジア大会などの国際大会は、韓国のスポーツ選手にとってキャリアの分水嶺となる重要なイベントであり、その文脈からも梁選手の今後の欧州での活躍に期待が集まっている。


