

アトレティコ・マドリードがイ・ガンインの獲得に続き、トッテナム・ホットスパーでソン・フンミンから主将の腕章を引き継いだ実力派DFの獲得を狙っている。
欧州サッカー移籍市場の権威であるファブリツィオ・ロマーノ氏は5日(韓国時間)、自身のSNSを通じて「アトレティコがクリスティアン・ロメロ獲得に向け、公式オファーを準備中」と伝えた。
ロマーノ氏によれば、「アトレティコはトッテナムのDFロメロをセンターバック補強の最優先ターゲットに定め、公式オファーの準備を進めている」という。続けて、「先立ってインテル・ミラノがトッテナムと4,000万ユーロ規模の移籍パッケージについて口頭合意に至っているものの、選手本人との合意には至っておらず、取引が完全に完了したわけではない。アトレティコはこの隙を突き、電撃的な獲得戦への参戦を試みている」と明かした。
また、「クラブはナウエル・モリーナとマッテオ・ルッジェーリの売却で移籍資金を確保した上で、ロメロ獲得に向けた公式オファーを送る計画だ。ディエゴ・シメオネ監督が、ロメロを守備補強の最優先ターゲットとして直接指名した」という裏事情も伝えられた。

ロメロがイ・ガンインと共にアトレティコでプレーする可能性は、決して小さくない。現在、ロメロは今夏の移籍市場を通じてチームを去る可能性が極めて高まっている。
ロマーノ氏は先月22日、ロメロとトッテナムの決別は事実上決定的であると主張していた。当時、インテル・ミラノが最も熱心に獲得を目指していたが、現時点で合意に至っていない以上、アトレティコがハイジャックを公式に成功させる余地は十分にありそうだ。
アトレティコとロメロの熱愛説は今回が初めてではない。昨年から移籍の噂は絶えず、今年も英メディアの「チームトーク」やスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」など、複数の海外メディアが両者の移籍説を報じ続けてきた。

ロメロは昨シーズン(2025-2026)に再契約を結んでおり、トッテナムとの契約は2029年6月まで残っている。本来であれば、これだけ契約期間が長ければ移籍の噂は立ちにくいものだ。
また、彼はトッテナムの核心的な主力DFであり、ソン・フンミンの後を継いで主将に就任した重要人物である。しかし、彼が主将として選手団を率い始めてからは、ピッチ外での論争も少なくなかった。
昨シーズン、ロメロは所属チームを公然と批判する場面も見られた。米スポーツ専門メディアの「ジ・アスレチック」は、こうした言動に注目し、「批判を続けるロメロが、果たして主将の職務を全うし続けられるのか」と疑問を呈したこともある。
ソン・フンミンからバトンを受け取った主将ロメロだが、その任期には多くの議論が残った。この夏、彼がトッテナムを去ることになるのか、そしてスペインの地でイ・ガンインの同僚となるのか、今後の動向から目が離せない。


