
ロサンゼルス・ドジャースが、最近浮上した球団売却説を公式に否定しました。
ドジャースのスタン・カステン社長は22日、ピッツバーグ・パイレーツとのホーム試合を控えて取材陣に対し、「ドジャースは売却されません。売りに出されているわけでもなく、売却手続きが始まったことも一切ありません」と断言しました。
ドジャースの売却説が浮上したのは、オーナーであるマーク・ウォルター氏が、米プロバスケットボール(NBA)ロサンゼルス・レイカーズの持分を売却することにしたというニュースがきっかけでした。
ウォルター氏は昨年、バス家からレイカーズの経営権持分を取得していましたが、最近になってジョシュ・クシュナー氏とボブ・アイガー氏に125億ドルで売却することで合意したと報じられています。この取引が成立すれば、スポーツ球団の売却額としては史上最高水準となります。
カステン社長は「ドジャースがウォルター氏にとってどれほど重要な球団であるか、言葉で表現するのは難しいほどです」と語り、「レイカーズも重要な資産でしたが、今回の取引はあくまで彼にとって特別な機会であり、その機会を選択したというだけの話です」と説明しました。
また、ウォルター氏の事業体が税金詐欺疑惑に関連して、米連邦検察や証券取引委員会(SEC)の調査を受けているという報道も相次いでいました。ウォルター氏本人は調査に協力しているとされています。
カステン社長はこの件について、「私の知る限り、今回の調査内容にドジャースは一切関与していません」と強調し、両者の間に一線を画しました。
ウォルター氏は2012年、グッゲンハイム・ベースボール・マネジメントを通じてドジャースを買収した後、積極的な投資を行い球団の黄金期を築き上げました。ドジャースは過去6シーズンで3度のワールドシリーズ制覇を果たし、大谷翔平選手をはじめとする超一流選手たちとの大型契約を次々と結び、ファンを熱狂させてきました。
最後にカステン社長は、ウォルター氏が米女子プロバスケットボール(WNBA)のロサンゼルス・スパークスやプロ女子ホッケーリーグ(PWHL)、TWGモータースポーツなど、他のスポーツ関連資産を売却する案についても「検討していない」と明言しました。


