
「マドリード・ダービー」での激しい接触が、ウルグアイ代表チームの陣容に大きな影響を与えています。レアル・マドリードの主力MFフェデリコ・バルベルデが左足首を負傷し、9〜10月の国際Aマッチ期間におけるウルグアイ代表から離脱することが決定しました。これにより、予定されていた韓国代表との親善試合への出場も不可能となりました。
バルベルデの診断結果と代表離脱
レアル・マドリードは22日、クラブの医療チームによる精密検査の結果、バルベルデが左足首の第3度捻挫と診断されたと発表しました。クラブ側は復帰時期について明言を避けつつも、経過観察が必要であるとしています。スペインの現地メディアの報道では、戦列復帰まで約2週間を要するという見方が強まっています。なお、ロイター通信は第3度捻挫について、靭帯損傷の中で最も深刻な段階であり、事実上の完全断裂であると解説しています。
この負傷離脱により、ディエゴ・フォルラン新監督体制で初のアジア遠征に臨むウルグアイ代表にバルベルデは帯同できません。ウルグアイは日本、韓国、そしてインドと対戦予定ですが、同協会の発表によると、バルベルデの代替としてパルメイラス所属のMFエミリアーノ・マルティネスが急遽招集されています。

ダービーマッチでの接触と判定を巡る論争
負傷の発端は、20日にリヤド・エアー・メトロポリターノで開催されたラ・リーガ第7節、アトレティコ・マドリード対レアル・マドリードの一戦です。前半終盤、ボールを運ぶバルベルデに対し、アトレティコ・マドリード所属のイ・ガンインがタックルを敢行。この際、イ・ガンインの足がバルベルデの足首を踏みつける形となりましたが、主審による裁定は反則のみで、カードの提示は行われませんでした。
バルベルデはその後も交代することなくフル出場しましたが、チームは1-2で敗戦を喫しました。試合後、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は審判の判定に強い憤りを示しました。同監督は会見の場で、該当シーンをプリントアウトした資料を掲げ、他選手の接触プレーと比較しながら判定の不整合性を強く指摘しました。クラブ公式チャンネルも同様に審判団を厳しく批判しており、この事態はラ・リーガのハビエル・テバス会長への反発へと拡大するなど、スペインサッカー界における大きな議論を呼んでいます。



