
驚異のスピードでチームの象徴へ
アトレティコ・マドリードへの加入からわずか2ヶ月。イ・ガンイン(25)が、早くも4つ目の個人賞を獲得し、その才能を遺憾なく発揮しています。スペインのスポーツ紙「ムンド・デポルティーボ」は4日、ファン投票によって選出されるアトレティコの「9月度月間最優秀選手」にイ・ガンインが選ばれたと報じました。
今回の投票では、アレハンドロ・グリマルドやジョニー・カルドーゾ、ジョナサン・デイヴィッド、ジュリアーノ・シメオネら、チームの主力選手たちを抑えての選出となっており、ファンの間での評価の高さがうかがえます。韓国のスポーツファンにとっても、欧州トップリーグでのこのような活躍は、現地での高い適応能力と信頼の証として非常に注目されています。
9月の躍進を支えた卓越したパフォーマンス

イ・ガンインは9月に行われた公式戦5試合すべてに出場し、1ゴールを記録するなど、最前線の2トップやサイドを自在に駆け回る戦術的柔軟性でチームを牽引しました。特に9月16日のオサスナ戦では、1-0とリードした後半9分、デイヴィッドのパスから右足で追加点を挙げ、チームの4-0という快勝に大きく貢献しました。
さらに、その4日後に行われたレアル・マドリードとの「マドリード・ダービー」においても、攻撃ポイントこそなかったものの、先発として89分間ピッチに立ち続けました。正確なスルーパスでデイヴィッドの決勝ゴールの起点となるなど、強豪との対戦でその存在感を存分に示しました。
新たな背番号「7」としての責任感と適応

今回の受賞により、イ・ガンインは加入後すでに4つの個人賞を手にしたことになります。8月の開幕戦で記録したデビューゴールによる「8月のゴール」選出、さらに試合ごとのMVPを2度獲得するなど、その貢献度は明らかです。特筆すべきは、2度の試合MVP獲得がジュリアーノ・シメオネと並びチーム内最多記録となっている点です。
昨夏、パリ・サンジェルマン(PSG)を経てアトレティコに加入したイ・ガンインは、かつてアントワーヌ・グリーズマンが背負った伝統の「背番号7」を託されました。PSG時代にはレギュラー争いで苦戦した時期もありましたが、新天地ではその期待をプレッシャーに変えることなく、確固たる地位を築いています。2031年6月までの長期契約を結んだ彼が、今後どのようにチームの歴史を刻んでいくのか、現地メディアやファンの期待は高まるばかりです。


