

ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表)はレアル・マドリードに残留する。
欧州サッカーの移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が7日(日本時間)、自身のSNSを通じて「ヴィニシウスがレアル・マドリードと6年の再契約に合意した」と報じた。
ロマーノ氏は「水曜日に行われた前向きな交渉を経て口頭合意に達しており、現在は正式な契約締結を残すのみとなっている」とし、「ヴィニシウスは近いうちに契約書に署名する予定で、レアル・マドリードと新たに6年間の再契約を結ぶことになる」と明らかにした。
続けて「現在、選手側とクラブの法務チームが契約書の最終的なリーガルチェックおよび承認手続きを進めており、すべてのプロセスが完了次第、公式発表が行われる見通しだ」とし、「ヴィニシウスのレアル・マドリード残留は、当初から疑いの余地がなかったと評価されている」と付け加えた。


最近、ヴィニシウスにはプレミアリーグのアーセナルへ移籍するのではないかという噂が浮上し、大きな注目を集めていた。極めて高い信頼性を誇るグローバルスポーツメディア「ジ・アスレチック」や、スペイン大手紙「AS」など、複数の海外メディアがこの移籍の可能性について報じていた。
ヴィニシウスとレアル・マドリードの現行契約は、2026-2027シーズン限りで満了を迎える予定となっていた。ヴィニシウスはこれまで、レアル・マドリードとブラジル代表の攻撃の要として、常に世界最高峰のパフォーマンスを披露し続けてきた。そのため、契約満了が近づく彼に対し、欧州のメガクラブが熱い視センスを送るのは、ある意味で当然の成り行きだったと言える。
これはレアル・マドリードにとっても頭の痛い問題だった。契約満了を迎えれば選手はフリーエージェント(FA)となり、クラブは一銭の移籍金も得られずに手放すことになってしまう。さらに、もし契約満了まで残留した場合、クラブはヴィニシウスに対して巨額のロイヤリティ(忠誠)ボーナスを支払う義務が生じるため、彼の去就をめぐっては慎重な判断を迫られる状況にあった。
こうした中、レアル・マドリードの新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督が、ヴィニシウスの放出に断固として反対した。英メディア「テレグラフ」によると、モウリーニョ監督はヴィニシウスを筆頭とするチーム内の主力スター選手全員を残留させるよう、クラブ上層部に強く要求したという。
ヴィニシウスとレアル・マドリードによる再契約交渉は、約18ヶ月にも及ぶ長期にわたって続けられてきたとされている。そしてついに、両者は最終的な合意点を見出し、ヴィニシウスは間もなく、クラブとの新たな6年契約に正式にサインする予定だ。


