

韓国代表MFイ・ガンインが、アトレティコ・マドリード移籍後初となる公式記者会見に出席し、現在の心境を熱く語りました。
アトレティコ・マドリードは来たる9日、ソウル・上岩(サンアム)にあるソウルワールドカップ競技場でマンチェスター・シティとの親善試合を控えています。試合前日となる8日、アトレティコのイ・ガンインとディエゴ・シメオネ監督が、ソウル市陽川区の木洞(モクトン)総合運動場で開かれたプレスカンファレンスに出席しました。
イ・ガンインのアトレティコ移籍後初となる公式記者会見ということもあり、会場には多くの韓国メディアや海外メディアの取材陣が詰めかけ、熱気にあふれていました。午後5時、イ・ガンインとシメオネ監督が会見場に入場。直後にトレーニングのスケジュールを控えているイ・ガンインが、先に応答することとなりました。

最初の質問として、世界的ビッグクラブであるパリ・サンジェルマン(PSG)から、スペインの名門アトレティコへと移籍を決断した理由が問われました。
イ・ガンインは「22歳という若さで非常に素晴らしいクラブ(PSG)に加入でき、素晴らしい人々にたくさん出会うことができました。PSGでの3年間は、個人として大きく成長できた貴重な時間です。そして、今回、幼い頃からずっと憧れ、見つめてきたアトレティコに合流することになりました」と語り始め、さらにこう続けました。「何よりも監督やクラブが、私を強く必要としてくれているという熱意をダイレクトに感じさせてくれたこと、それが決断の最も大きな理由でした。また、アトレティコは常にタイトルを争う強豪チームです。私がより努力して成長し、チームの勝利に貢献して、多くのトロフィーを掲げられると確信したため、このチームを選びました」
さらに、アトレティコの絶対的なレジェンドであるアントワーヌ・グリーズマンが背負った伝統の「背番号7番」を受け継ぐことへのプレッシャーについても、自身の思いを明かしました。
イ・ガンインは「クラブにおける7番がレジェンドの番号であり、これまでどれほど偉大な選手たちがその背番号を背負ってきたかは十分に理解しています。しかし、最初からそういった重圧を意識するよりも、まずはどうすればチームの力になれるかを深く考え、自分自身の道だけを見つめています」とし、「プロの選手として一日一日を全力で過ごし、どうやってチームに貢献し、優勝を勝ち取ってトロフィーを獲得できるか。私にとって最も重要なのはその部分だけです」と力強く語りました。
続いて「7番は非常に大きな意味を持つ番号です。まさにレジェンドたちの番号。レジェンドとは、クラブで誰よりも高いパフォーマンスを示し、歴史を作ってきた選手たちのことです。ですが、背番号という数字そのものに、過度に特別な意味を付与しすぎる必要はないと考えています」と、自身の冷静かつプロフェッショナルなスタンスを明かしました。

また、海外メディアの記者からは、アトレティコでの新たな“挑戦と冒険”に何を期待しているかという質問が飛びました。
イ・ガンインは「過去も現在も、私が求めているのはただ一つ、“勝利”です。アトレティコに来た最大の理由も、勝つためです。プロの選手の本質とは、チームを勝たせるために存在するもの。チームの勝利のために、100%ではなく120%の力を出し切って最善を尽くすことを誓います」と、勝利への熱い執念を見せました。
イ・ガンインはかつて、2021年から2023年までRCDマジョルカで大活躍を収めていました。今回、約3年ぶりにスペインの舞台へ帰還することになります。アトレティコ・マドリードという世界的メガクラブを通じたラ・リーガ復帰に、選手本人も特別な感慨と期待を膨らませていました。
彼は「あれこれと複雑に理由を並べる必要はありません。ただ単純に、アトレティコだからこそ行く意味があったのです。幼い頃からずっとこの目で見てきたクラブであり、一つに結束した家族のような素晴らしい温かさがあります。この誇り高きチームの一員として、最高の成果を残したいです」と語りました。
アトレティコは通常、新加入選手を迎える際に、本拠地マドリードで華やかな公式入団イベントを開催し、熱烈に歓迎します。イ・ガンインも韓国でのツアー日程を消化した後にチームと共にスペインへ渡り、現地で改めて正式な入団式が行われる予定です。
サポーターへの想いについてイ・ガンインは、「アトレティコのファンが世界最高であることは幼い頃からよく知っています。だからこそ、彼らの前でプレーできることに本当にワクワクしていますし、期待で胸がいっぱいです」と語り、「ファンにお見せしたい姿は変わりません。先ほど申し上げたように、私はチームのために身を捧げる選手です。ファンの方々にピッチの上で最高のエンターテインメントと心躍る喜びを提供できる選手であることを、自分のプレーで証明してみせます」と熱く締めくくりました。


