
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーが、今シーズン、リーグで最も早く40本塁打の大台に到達した。
シュワーバーは27日、米ワシントン州シアトルのT-モバイル・パークで行われたシアトル・マリナーズとのアウェイ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5打数2安打1本塁打3打点2得点という素晴らしい成績を残した。
シュワーバーはチームが3-0とリードしていた2回表、1死一、二塁の絶好の場面で打席に立ち、先発ブライアン・ウーを相手に豪快な3ランホームランを放ち、チームに6-0という決定的なリードをもたらした。この日の試合は、そのまま6-0でフィリーズが完勝を収めている。
個人通算380号となるこの記念すべき本塁打で、シュワーバーは今季リーグ全体で誰よりも早く40本塁打を達成した選手となった。2022シーズン前にフィラデルフィアへ移籍して以来、シュワーバーは直近5シーズンで4年連続40本塁打という圧巻の大記録を打ち立てたことになる。これは、フィラデルフィアのレジェンドであるライアン・ハワードと並び、球団史上最多シーズン連続40本塁打タイ記録である。ハワードは2006年から2009年にかけてこの金字塔を打ち立てていた。
現役選手の中で4シーズン連続40本塁打を記録したのは、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、そしてシュワーバーのわずか3人だけである。大谷は今シーズンすでに30本塁打を放っており、今年5シーズン連続の40本塁打達成が期待されている。一方、ジャッジは度重なる負傷による離脱の影響で、現在は17本塁打にとどまっている。
シュワーバーは昨シーズン、自己最多となる56本塁打を記録した。昨年の自身を超えるのは容易ではないと見られているが、個人通算2度目となる50本塁打シーズンを飾る可能性は依然として残されている。現在のペースを維持すれば、単純計算でシーズン48本塁打に到達する見込みだ。
試合後のインタビューでシュワーバーは、「4年連続40本塁打という記録は、もちろん素晴らしいことです。チームに多くの得点をもたらしているという証ですから」と語りつつ、「記録のためにプレーしているわけではありません。毎打席全力を尽くし、チームの勝利に貢献することだけを考えています」と、そのプロ意識の高さをのぞかせた。


