
キム・ミンジェのパフォーマンスをめぐり、ドイツ現地メディアとデータ統計メディアの間で評価が真っ二つに分かれる結果となった。
ドイツのメディアは失点シーンでのプレーを厳しく指摘した一方で、データ統計メディアは高いパス成功率や競り合いの強さなどを評価し、キム・ミンジェに対して比較的高水準の点数を与えている。
ヴァンサン・コンパニ監督率いるバイエルン・ミュンヘンは3日(韓国時間)、ドイツ・オスナブリュックのシュタディオン・アン・デア・ブレーマー・ブリュッケで行われたオスナブリュックとの2026-2027シーズンDFBポカール1回戦で4-1と快勝した。バイエルンは前半5分、ロビン・マイスナーに先制ゴールを許す苦しい立ち上がりとなったが、ハリー・ケインの同点弾とトム・ビショフの逆転ゴールで前半を2-1で折り返した。後半に入ると、マイケル・オリーズとケインがさらに追加点を奪い、勝利を決定づけた。
キム・ミンジェはこの日、スタメンとしてフル出場。サッカー統計サイト「FotMob」の基準では、90回のパスのうち88回を成功させ、98%という驚異的なパス成功率を記録。ボールの競り合いでも6回中5回で勝利するなど、守備の安定性を示す数値も残している。

しかし、ドイツ現地メディアの評価は冷ややかだった。
ドイツの有力紙「ビルト」は、キム・ミンジェに採点4を付与。ドイツメディアのサッカー採点は一般的に1から5の段階で評価され、数字が小さいほど高評価となるため、4点は否定的な判断を意味する。
また「Spox」も同様に3点と評価。同メディアは特に失点シーンを問題視し、キム・ミンジェが当該局面でボールを適切に処理しきれず、相手にシュートチャンスを提供してしまった点を厳しく指摘した。
ただし、Spoxが全てにおいて否定的な評価を下したわけではない。失点後は数々の競り合いで勝利を収め、相手の攻撃の芽を積極的に摘み取っていた点はプラス評価だ。つまり、序盤のミスが全体の評価を押し下げた形と言える。

その一方で、統計系メディアはキム・ミンジェを高く評価している。
FotMobはキム・ミンジェに7.7点を付与。両チームのDF陣の中ではヨシップ・スタニシッチ(8.6)に次ぐ2番目に高い点数であり、センターバックとしてはトップの評価だ。
別の統計サイト「SofaScore」でも7.5点を記録しており、ここでもセンターバック陣の中で最も高い評価を得た。
結局のところ、今回のオスナブリュック戦におけるキム・ミンジェのパフォーマンスは、評価基準によって視点が大きく割れる結果となった。ドイツ現地メディアは序盤の失点に関わった守備の脆さを突き、統計メディアは98%のパス成功率や競り合いの勝率といったスタッツ面を高く評価したといえる。
キム・ミンジェは今シーズン、バイエルンのフランツ・ベッケンバウアー・スーパーカップ、ブンデスリーガ開幕戦に続き、このポカール戦まで3試合連続の先発出場を果たした。


