
延長戦で見せた勝負強さと指揮官からの信頼
アトランタ・ブレーブスのウォルト・ワイス監督が、試合後に金河成(キム・ハソン)の貢献を高く評価しました。延長戦で同点適時打を放ち、さらにサヨナラのホームを踏んだ金河成に対し、指揮官は親指を立ててその働きを称えています。「彼は選手団の信頼を確実に勝ち取った」というワイス監督の言葉は、チーム内における金河成の存在感が高まっていることを示唆しています。
劇的な同点劇と逆転勝利の瞬間
金河成は12日(現地時間)、ジョージア州トゥルーイスト・パークで行われたフィラデルフィア・フィリーズとのホーム戦で、2-3とリードされた9回裏に代走として出場しました。その後、4-5とリードされた延長11回裏、2死二塁という重圧のかかる場面で、元ロッテ・ジャイアンツのブルックス・ラリー投手から同点となる左前適時打を放ちました。
この打席では、カウント1B 1Sから137.6kmのチェンジアップを完璧に捉えました。さらに直後、ドレイク・ボールドウィンの右中間を割る安打の際、全力疾走で本塁へヘッドスライディングを敢行。チームの6-5という劇的な逆転勝利を導く大きな役割を果たしました。
シーズンの苦境を乗り越える姿勢
この試合の活躍により、金河成の今季シーズン打率は0.126から0.135へ向上し、打点は9となりました。前日のタンパベイ・レイズ戦でもマルチヒットを記録しており、復調の兆しを見せています。
ワイス監督は「今季、最も重要な安打を打ってくれた。選手たちは彼がどのような苦難を経験し、この舞台に復帰するためにどれほど懸命に努力してきたかを知っている」と語り、金河成のひたむきな姿勢がチームメイトの心を動かしていると強調しました。韓国球界から海を渡った選手が、厳しいMLBという環境で結果を残し、信頼を得ていく姿は、多くの野球ファンからも注目されています。
地区首位を走るブレーブスの現状
この勝利により、ナショナルリーグ東地区首位のアトランタは87勝61敗(勝率0.588)となり、2位フィラデルフィアとのゲーム差を5に広げました。シーズン終盤の勝負どころで、金河成の勝負強さがチームにとって欠かせないピースとなりつつあります。


