ソン・ミンギュ、欧州で確かな存在感。監督交代の混乱を乗り越え待望のアシストを記録

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2度の監督交代という逆境を乗り越えて…ソン・ミンギュ、欧州初アシストで示した「軟着陸の狼煙」
FCソウルを離れ、ポルトガルのCDナシオナルに入団したソン・ミンギュ。クラブ公式SNS

欧州初のアシストでチームの連敗脱出に貢献

サッカー韓国代表のFWソン・ミンギュ(27・CDナシオナル)が、ポルトガルの舞台で自身初となる攻撃ポイントを記録しました。1ヶ月の間に監督が2度も交代するという、チームにとって極めて不安定な状況下で、自身の価値を証明する重要な一歩を踏み出しました。

ナシオナルは26日、ポルトガル・フンシャルのエスタディオ・ダ・マデイラで行われた2026~2027ポルトガル・プリメイラ・リーガ第9節にてブラガと対戦しました。ミゲル・バエサの決勝ゴールにより1-0で勝利し、リーグ戦6連敗の鎖を断ち切る貴重な勝ち点3を獲得。順位を15位に押し上げました。

左サイドで躍動したソン・ミンギュの決定的なパス

この試合、左サイドのウイングとして先発出場したソン・ミンギュは、勝利の立役者となりました。決勝ゴールの起点となったのは、彼の高い戦術眼と正確な技術でした。

前半19分、カウンターの好機でペナルティエリアへ走り込むバエサに対し、ソン・ミンギュは正確な右足のパスを供給。バエサがダイレクトで放ったシュートがゴールネットを揺らし、ビデオ判定(VAR)を経て得点が認められました。今夏、FCソウルからナシオナルへ移籍したソン・ミンギュにとって、公式戦5試合目で待望の初アシストとなりました。さらにキーパス2回、クロス1回を記録するなど攻撃を牽引し、後半23分に途中交代するまで攻守にわたり献身的なプレーを見せました。

度重なる監督交代という逆境

今回の活躍が特に評価される背景には、ナシオナルの混迷したチーム状況があります。ソン・ミンギュを高く評価し獲得したジョアン・ジアン監督がわずか4試合で解任され、後任のアレクサンドル・サントス監督も同様に4試合で退任するという厳しい状況が続いていました。欧州という新たな環境に加え、現場のリーダーが次々と入れ替わる中でのプレーは、選手にとって精神的にも大きな負担となります。

古巣FCソウルからの評価と今後の展望

欧州挑戦のために高額な年俸を諦めて移籍したソン・ミンギュに対し、古巣FCソウルのキム・ギドン監督は、10年ぶりのリーグ優勝を決めた直後のインタビューで「ミンギュがいればもっと楽に優勝できたはずだ」と惜しみつつも、彼の挑戦する姿勢を称賛していました。韓国Kリーグで中心選手として活躍していた彼が、異国の地でどのようなキャリアを築くのか、韓国サッカー界からも熱い視線が注がれています。

今回のアシストを機にナシオナルでの定着が確実視される中、11月のAマッチにおける韓国代表招集への期待も高まっています。ロベルト・モレノ監督率いる代表チームにおいても、攻撃の新たなオプションとしてソン・ミンギュの重要性が増しており、カタールでの2連戦に向けた招集メンバー発表に注目が集まります。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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