
ブラジルサッカー界の伝説、ロナウジーニョ(46)がイタリア3部リーグのラヴェンナFCに合流しましたが、実際に選手としてグラウンドへ本格復帰するかどうかについては、まだ慎重な姿勢を見せています。
ロイター通信によると、ロナウジーニョは20日、イタリアのフォルリ空港を通じて入国した後、ラヴェンナの選手団公開イベントに出席しました。
2002年日韓ワールドカップでブラジル優勝の立役者となったロナウジーニョは、パリ・サンジェルマン、FCバルセロナ、ACミランといった欧州のビッグクラブを渡り歩き、2005年にはバロンドールを受賞した名実ともにサッカー界のレジェンドです。彼の最後の公式戦出場は、2015年にフルミネンセ所属としてプレーした試合でした。
ラヴェンナは今年6月、ロナウジーニョの獲得を正式に発表しました。ロナウジーニョは選手登録に加え、クラブの株式も一部保有していると伝えられています。オーナーを務めるのは、彼の親友でもあるイニャツィオ・チプリアーニ氏です。
チプリアーニオーナーは今回の契約について、「この獲得は、街全体をチームにより近づけるためのものだった」と語り、「新しいシーズンを控えて、ファン層に喜びと興奮を届けたかった」と獲得の意図を説明しました。
ただし、ロナウジーニョが実際にいつ公式戦のピッチに立つのかは、現時点では不透明です。
チプリアーニオーナーは、ロナウジーニョが24日に行われるレッジャーナとのシーズン開幕戦には出場しないことを明らかにしました。
ロナウジーニョ自身も、選手復帰の可能性について明言は避けています。個人通算300ゴール目をラヴェンナのユニフォーム姿で達成する可能性について問われると、彼は満面の笑みを浮かべ、「そうなれば、より美しい物語になるだろうね」と答えました。
続けて「わからないよ。すべては会長と監督が決めることだ」とし、「私は友情のためにここへ来たんだ。選手団が素晴らしい結果を残せるよう、サポートするためにここにいる」と、あくまで献身的な姿勢を強調しました。
ラヴェンナは現在イタリアのセリエCに所属しており、クラブ史上初となるセリエA昇格という野望を抱いています。ロナウジーニョの合流は、戦力的な貢献はもちろんのこと、クラブと街の注目度を飛躍的に高めるための象徴的な一手であると高く評価されています。


