
アーセナルが新シーズンの公式戦初戦から、強力な優勝候補としての面目を見せつけた。マンチェスター・シティを相手に前半開始24秒で先制ゴールを決めると、試合を通じて主導権を渡さず、3-0の完勝でコミュニティ・シールドの優勝トロフィーを掲げた。昨シーズン、21年ぶりにプレミアリーグの頂点に立ったアーセナルが、リーグ連覇に向けて力強い第一歩を踏み出した。
アーセナルは16日、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われた2026コミュニティ・シールドで、マンチェスター・シティを3-0で下した。リッカルド・カラフィオーリが試合開始24秒で先制ゴールを決め、カイ・ハフェルツが前半28分に追加点を挙げた。後半3分には主将のマルティン・ウーデゴールが3点目を決めた。
コミュニティ・シールドは、前シーズンのプレミアリーグ優勝チームとFAカップ優勝チームが対戦する大会だ。公式戦初戦という点でシーズン全体を占うにはまだ早いが、アーセナルの試合内容はトロフィーを一つ追加したこと以上の印象を残した。昨シーズンの優勝チームの枠組みを維持しながらも、新加入選手たちを素早くチームに溶け込ませた戦いぶりが際立っていた。
特に前線からのプレスと、ボールを失った直後の対応が鋭かった。マンチェスター・シティが後方から攻撃を組み立てる段階からプレスの強度を高めて相手の縦パスを封じ、ボールを奪った後は素早くサイドや中央へ展開し、マンチェスター・シティの守備の背後を突いた。

先制ゴールからそれが体現されていた。試合開始直後、アーセナルが激しいプレスでマンチェスター・シティの後方ビルドアップを乱し、マイルズ・ルイス=スケリーのパスを受けたカラフィオーリがゴールネットを揺らした。試合開始24秒でのゴールは、コミュニティ・シールド史上58年ぶりの最速得点だった。
アーセナルはその後も守備的に引くことはなかった。中盤では新加入のブルーノ・ギマランイスが積極的にプレスと縦パスに関与し、攻撃と守備のつなぎ役を果たした。同じく今夏の移籍市場で獲得したフリストス・ツォリスも左サイドで活発に動き、2つのアシストを記録した。カイ・ハフェルツとマルティン・ウーデゴールのゴールは、いずれもツォリスのパスから始まった。
昨シーズン、アーセナルの強みであった強固なプレスと守備組織力は健在だった。そこにギマランイスが中盤に加わったことでボール奪取や縦パスの選択肢が増え、ツォリスはサイドで相手守備を1対1で翻弄し、攻撃の幅を広げた。また、ウーデゴールはハーフスペースやペナルティエリア周辺を積極的に攻略し、自らゴールも決めた。
守備ではマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドを効果的に封じ込めた。マンチェスター・シティは試合を通じて攻撃の糸口を見出せず、アーセナルのGKダビド・ラヤが決定的な場面で好セーブを見せ、無失点に抑えた。

ミケル・アルテタ監督は試合後、「我々がどれほど勝利を望んでいるか、どれほど高い基準を持っているかを示せた」と語り、シーズン最初の公式戦から期待以上の高いレベルを見せたことに満足感を示した。
アーセナルは昨シーズン、21年ぶりにプレミアリーグ優勝を果たした。今の目標は当然、リーグ連覇だ。アーセナルが最後にリーグ連覇を達成したのは1934-35シーズンまで遡る。ウーデゴールも試合後、「もっと多くのトロフィーが欲しい」と意欲を語った。


