
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)が、主将ブルーノ・フェルナンデスとの再契約交渉にスピードを上げている。
イギリスの「マンチェスター・イブニング・ニュース」は5日(韓国時間)、「マンUはフェルナンデスの契約を1年延長できるオプションを保有しているが、その前に新しい契約を締結することが目標だ」と報じた。
続いて「再契約交渉が来年1月まで続けば状況が変わる可能性がある。フェルナンデスがより大きな規模の条件を要求できる状況だ」とし、「マンUは3年延長契約の条件を提示する計画だ」と伝えた。

フェルナンデスとマンUの既存契約は2027年までだ。マンUには契約を1年さらに延長できるオプションがあるが、クラブはオプションを行使するにとどまらず、新しい長期契約を通じて主将との同行を続ける方針だ。
フェルナンデスの去就が絶えず注目されてきた理由の一つは、契約に含まれていたバイアウト条項だった。フェルナンデスには、海外クラブが行使できる5700万ポンド(約1040億ウォン)の放出条項があったとされている。ただし、この条項は現在満了した状態だ。
したがって、現在マンUがフェルナンデスを引き留める上での障害はバイアウトではない。むしろ、契約期間が1年残っている状況で、世界トップクラスの活躍を見せた主将にどの程度のレベルの新しい条件を提示するかが核心である。

マンUがフェルナンデスを簡単に手放せない理由は、昨シーズンの活躍を見れば明らかだ。
フェルナンデスは2025-2026シーズン、プレミアリーグ(PL)で21アシストを記録した。これはティエリ・アンリとケヴィン・デ・ブライネがそれぞれ保持していた単一シーズン20アシストを超えた、歴代最高記録である。彼はPL年間最優秀選手にも選ばれ、最高のシーズンを送った。
マンU内部での影響力も、各種個人賞によって証明された。
フェルナンデスは昨シーズン、マンUのファンが選ぶ「サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞」を受賞した。個人通算5度目の受賞で、マンU史上最多記録である。クリスティアーノ・ロナウドとダビド・デ・ヘアを超え、クラブ歴代最多受賞者となった。

新シーズンもフェルナンデスの存在感は健在だ。
マンUは今シーズンの開幕戦でハル・シティに0-1で敗れたが、第2節のイプスウィッチ・タウン戦では5-2で勝利し、反撃の狼煙を上げた。当時、フェルナンデスは主将の腕章を巻き、ハットトリックと1アシストを記録してチームの大勝を導いた。
その活躍が認められ、フェルナンデスは第2節の「プレミアリーグ公式マッチウィーク選手賞」まで獲得した。ファン投票では69%の支持を得た。
夏の移籍市場も幕を閉じた。これでマンUが追加補強を通じて選手団を入れ替えられる時間は終わった。
結局、マンUが次に解決すべき重要な課題はフェルナンデスの再契約だ。昨シーズン、リーグのアシスト記録を塗り替え、各種個人賞を総なめにしたのに続き、新シーズン序盤もチームの解決役を担っているだけに、マンUが主将にどのような条件を提示するのかに関心が集まっている。
フェルナンデスもまた、マンUの長期的な計画において核心的な位置にいるだけに、双方が契約満了が迫る前に合意点を見出せるかどうかが注目される。


